多くの方々との様々な「セッション」を通して、メンタル面の復調にも、コーチング上の「本物の目標」設定でも、結局 その人が 本当に求めておられるものは何か?を 明確にさせて戴く事が 最とも優先すべき事項である と 改めて感じていた。
そこで 自分なりに 自分の「人生の生き甲斐」とは なんだろう?と 「書生ぽさ」に立ち返り、考えている中で、最近 ある「仏教の解説書」を 再読した。
そこには 次のような「文言」があり、心に「ストン」と落ち 納得した次第。
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さて 人間の本当の「生き甲斐」というものは、ただ安らかな平穏無事な生活を送れる所にあるのではありません。 創造する事にあるのです。 (P184)
自分が修行し 少しでも良い人間になるのも「善」の創造。
人の為になる行いをするのは、もっと程度の高い「善」の創造です。
色々な芸術も「善」の創造ですし、
すべての正しい職業を行う事は、世の中の為になる生産物の創造です。
創造には 必ず 苦心がいりますし、苦労も必要です。
そして その創造の為の苦労や苦心が 人の生き甲斐なのです。
少しでも 良い人間になるための努力をする。
少しでも人の為になる努力をする。
この積極的な行動・努力の中にこそ、人は 人生の深い喜びを
感じるのです。
以上の引用は 法華経の新しい解釈 著者 庭野日敬師 より
※ 本ブログを ご覧戴いておられる方で、ご自分なりの「生き甲斐」観を
お持ちの方は、是非 お知らせ下さい。
歳の割には すべてに未熟な私は、より幅広く 「生き甲斐」について
深めたいと希求しております。
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