誰かさんは、「憂国の士」を気取っていないか?
国家財源を どう捻出する?
社会福祉政策を どう実施していく?
ますます高齢化する我が国の いく末を 「熟慮」し「考え」た方針なのか?
自分の所属する「政党」の<マニュフエスト違反>だから、絶対反対だ!
「党を割る」と、意地をかけてのたまう【人】がいる。
では、1,000兆円の規模になってしまった国家と地方財政の「借金」を、4~50兆円の国の予算で、どのように返済するのか?の提案<マニュフェスト>は、一向に「小沢氏」の口からは 出てこない。
勿論 私、個人としては「逆進性の税負担」構造を持つ【消費税】には、当初から、
全く賛成はしていない。今までも目に見えない「浪費」が多すぎた。各段階の「行政
機関」や「天下り組織」・「おんぶにだっこの業界団体」など、簡素化・合理化・単純化
が出来る筈だ。
大政治家である「小沢一郎氏」だからこそ、この日本の大難局を乗り越える 消費税に変わる大戦略を提示すべきではないか!
しかし 答えをお持ちとは、全く見えない。 お持ちなら 「キングメーカー」の立場を離れ、それこそ 直ちに、自分を日本国「総理」の立場にし、その政策を実施すべきだろう。
自分は「自由な、無責任な立場」を離れずに、駄々を捏ねているのは、日本の子供
たちの教育を考えると、誠に悪影響を及ぼしていると判断せざるを得ない。
自分の我が儘を、押し通してもいいんだ! 誰もそれを止める「大人」もいないんだ
! という事態を 毎日「劇場型」でマスコミは、世間に報道を続けている。
このへたくそな「芝居」の結果、何か「野田総理」は、あたかも 兄頼朝に虐められた
「義経」のように<判官贔屓>され 政策の善し悪しは、全く考慮されずに、野田さん頑張れのムードが盛り上がっているように見える。
本来は「消費税」そのものの論議を深めるべき所を、問題の焦点はぼかされ、野田
対 小沢の対決が 最大のテーマになった。 他の政党の役者は 端役にもなっていない。
ひょっとすると、今後の日本経済の深刻な<岐路>にたつべき政策は、二~三人の
「役者の振る舞い」にかまけて、すんなり国会承認されてしまうだろう。
こうなると この安っぽい「芝居」は、実は「消費税」法案成立のための、高等戦術で
あったかもしれない。とも疑える。
それであれば、二人の「芝居」は、見事な成果を上げる事になる。
当初10%税率であっても、他国のように20%や25%になるのは、想像に難くない。
昨今の 若年労働者への「所得配分率」の長期的な低下傾向と
年金生活者には 社会保障・福祉費の総額規制の荒療治は必須である。
ましてや、世界経済は 今一直線に 大不況とハイパーインフレに
突き進んでいる。
このように、日本の国内事情だけに限らず、世界経済の大動乱期に入る手前の時期である事をふまえた「国会論議」である事を望みたい。
そして真剣に、各議員は研究・調査した内容で最高の議論をする「真っ当な行い」こそ、子供にも誇れる、国の最高機関の仕事なのだ。
派閥的な ちぃさな動きに 関心を寄せる暇はない。
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