考え過ぎかもしれないが、ある種の「事態」想像してした。
10年4月30日付け 河北新報 放鳥トキ 3個目卵も捨てる
佐渡 ひな可能性 次は来月 の記事。
解説文に・・・・・「トキは国の特別天然記念物だが、明治以降の乱獲や 森林伐採が原因で、個体数が激減し、日本産は絶滅。
環境省が中国からもらいうけた「トキ」を佐渡の保護センターで人口繁殖し、野生復帰事業として2008年から佐渡市で 空に放っていた」とある。
保護センターの管理の下 この佐渡の山林で 自然界では34年ぶりに生まれた「貴重な卵」は、なんと親鳥が 数日前に雄が、29日には雌が 自分の嘴で卵を割った上で 結果的に 3個とも 巣の外に押し出し、 捨ててしまったという。
これらの卵は 雌がまだ若いため 無精卵である可能性も高いが、私は 親鳥のこの行動に ある種の事態を想像した。
「種」が滅びに迎う時、その種(たとえば日本のオオカミの事例、各種の鳥類や昆虫など)は
彼らの自覚なしに、その種の存続に対する自らのエネルギーを失い、自分を締め付けてくる万感の「寂しさ」と えもいわれぬ「寂寥感」の中で、この様な行動を起こしてしまうのではないか? もちろん「自意識」のない動物や昆虫に そのような寂寥感は感じないと思うが、しかし
どこかで 自分を含めた「生存」への意欲は失われ、滅びへの「恍惚感」がその生物を支配
するのではないか?と。
一方 生命誕生のエネルギーのほとばしった地球上の何十億年か前の時代。生命誕生の歴史は、初めは灼熱地獄のようなすざましい環境の中で始まった。
地表は、原始大陸の移動と、まだ落ち着かない地下のマグマのせめぎあいで、無数の噴火
は続き、雷鳴と巨大地震は絶えることがない。この灼熱と激震の環境だからこそ、地球上の様々な原子・分子は混ざり合い・融合し合い、そして「アミノ酸」が合成された。
その「アミノ酸」は、次第にそれらの結合を始め、初期の生命の源である「たんぱく質」が
形造られた。
最初 「海中」に生まれた原始生命は 地球環境のすざましく、厳しい中でも生き抜き、
次第に その分子体を成長させ、遂には自己成長のできる生命に進化していった。
成長し、進化していくエネルギー溢れる「種」の世界と、力を失い滅びゆく「種」の世界をみる時、我々は「種の多様性」を選びたい。宇宙の他の天体に 地球上のような何百万種の生命が溢れる「星」は 奇跡に近いのではないか?
意識を持つ「生命」の「種」である人類が、「他の種」の滅びを眼の前にして何をすべきか?
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投稿情報: permbznj | 2013年7 月 8日 (月) 06:51
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投稿情報: piyfvpuazr | 2013年7 月 8日 (月) 14:22