古い話で 申し訳ない。もう一カ月も過ぎてしまいました。
当時から、どうしても このブログに書きたいと思っていた「テーマ」です。
9月28日、日本相撲協会は、番付編成会議と理事会で東関脇 琴奨菊
(27)=本名 菊次一弘 福岡県出身、佐渡ヶ嶽部屋=の大関昇進を 満場一致で決めた。
琴奨菊の「口上」は 、
<大関の地位を汚さぬよう、万里一空(ばんりいっくう)の境地を求めて日々
精進致します。>であった。
私が、この琴奨菊の相撲に印象を持ったのは、今回の「秋場所」の中日での
勝負の新聞報道写真だった。
何しろ 「腰」が低い。
相撲技の極致たる「ガブリ寄り」の姿勢が素晴らしかった。
聞けば、稽古場では 大きな石を抱え、腰を落とし、磨り足を続けたとか。
いつもは、「テレビ」は ほとんど見ていないので、TV画面での場面を見ては
いないが、確か 河北新報に掲載されたその写真を見て、これはすごい!と
思った。 そして 結果は大関昇進だ。
どんな「業務」でも、【 型 】にハマったら、素晴らしい仕事ができるのだろう。
我々は、常にそれを意識して生活をしている。
営業の仕事でも、大工仕事でも、機械整備の仕事でも、多分 事務・会計の
仕事でも、心を伴った仕事をしている時は、他から見ていても【 型 】にハマっ
ているのだ。勿論 長い経験と知識と習慣が それを創りだす。
私自身の仕事である「カウンセリング」の実態は、まだ ものすごい未熟さが
見えていて、悔しいが、様にならない。 【 型 】にハマッてはいない。
様々な「カウンセリング・スキル」の中で、いくつかの「スキル」に対し 徹底的
に「磨きをかける」必要を感じた。
今後は、沢山の「場数」を、より練り上げ 活用したい。
丁度、琴奨菊の「ガブリ寄り」のように。
一流の人の、一流の技をみると、自分の「未熟さ」が よく分かる。
「琴奨菊の口上の説明===「すべての理(ことわり)は、一つの空(くう)に
帰する。どんな努力も目指す先は一つ。宮本武蔵の著書から戴いた。」
まさに 目指す先は一つなのだ。
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