何が勝敗を分かつのか。
いかに精神を高めるのか。
岡田武史・羽生善治 勝負の世界の怖さを知りつくした二人の男の、
熱戦対論!『勝負哲学』サンマーク出版 11-10-9付日経新聞広告より
(岡田) 決断というのは 足し算ではないね。 逆ですね。
余分なものをそぎ落とす作業です。
(羽生) リスクテイクをためらったり、怖がったりしていると、ちょっとずつです
が、確実に弱くなっていってしまうんですね。
(岡田) 実際には、勝負を分ける要因の八割は もっと小さい事なんですよ。
(羽生) 絶対絶命の時とか 大ピンチというときには、人間は意外に正しい
判断をするものです。
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短い文章で、読者をひきつける・・・・・広告文章 所謂(いわゆる)コピー文
は、確かに「パンチ力」がある。
今回も「本」の宣伝文=キャッチコピー文に釣られた。それも全く不快感なしにだ!
もっとも 「著作の内容」の「質」の善し悪しが、決定的なファクターである事も当然の事だが。
「勝負師 二人の勝負哲学」が、数行の宣伝文に要約され 読者は読む前
から、二人の哲学の一端に触れつつ、更に己の中に イメージを拡大しつつ 読書を開始する。 素晴らしい「書」に案内コピーは、早い段階で 読者を「作家」及び「編集者」の世界に誘い込み、本の持つ価値そのものを引き上げる。
この「広告」もまさに「プロ」の仕事である!と唸る。
すべからく、「プロ」はこうでなければ、と また自分を反省した。
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