今日は、特に「ガッンと一発」 カーネギーの言葉から発想しました。
人生は まさにブーメランだ
人に与えたものは 手元に返ってくる。
資本主義の真っただ中にいる我々は、俄かには信じがたいこのカーネギーの「言葉」かも知れない。
しかし人類が600万年~700万年前位に、ボノボから分かれ、祖先が発生した」とすると、「資本主義経済体制」は、初期のイギリス産業革命時(16世紀)における産業資本形成期から勘定しても、、一千年はおろか300年からせいぜい400年ぐらいの歴史しか無い。
そして、人類の進化した祖先のホモサピエンスになって以来、人は他の凶暴な野獣に対抗するためにも、食料を探し、蓄える為にも、他の人(?)と協力し、助け合わなければ、その生存を維持できなかった。共に闘い、共に作業
をすることで、智恵も文化も発達させてきた。
「個人」だけで<生き延びる>なんて事は、元々 出来る話ではない。
人類の精神の奥底には、人類生存の智恵として、知能が高度に発達する
以前から、助け合い、協力し合う「資質」が組み込まれているのだ。
したがって、人類の本質から判断すると、今の極端な「個人主義」・「拝金主義」は、ホモサピエンスである人類に無用である以上、人間の本当の「進化」
にとって害悪をもたらすものにならざるを得ない。
今、現在の人類の到達点は たとえば100年後の人がみても、かなり不完全なものに見えるだろう。
本物の人類の「進化」は、これから。
智恵ある人類の「発達」は、これから。
まだ見ぬ人類の「成長」は、これから。
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