=ある賢者の言葉=
日本には 優秀なリーダーがいない、だからダメだという声もよく聞きます。
それは ある部分では正しいですが、ある部分では決定的に間違っています。
なぜなら、人が「緻密」に考えて行動して成功する局面においては、優秀なリーダーが
活躍することで 成功しますが、
人々の「発想を大きく超える」大きな事態の展開の場合には、優秀なリーダー役を「天」が担っていて、地上の誰かにその役割を担わせ 結果的に「人」も「事業」も「国家」も 気が付いたら巨大な変化を乗り越えて 次の時代に最もふさわしい形に 変化が成し遂げられている。
そういう状態になっているのです。(例。 明治維新の志士達 等)
それを日本人はあっさりと、運が良かったというのですが、人がもうこれまでと事態から
手を離したとき、天が代わりにハンドルを握って未来を創っていく、これが日本の姿です。
これが 乱世における日本のリーダーシップの極意でもあります。
今の世の中を見ると 今までの権威と権力を握っていたリーダーがあらゆるところから消え
つつあります。そして世の中は大混乱に陥っています。
しかし、それは 逆から見れば「天」がますます激しくリーダーシップを発揮して「神劇」を
加速させているという事なのです。
だからこそ、人は積極的に行動しなければなりません。古い荷物を早く捨て去って、身軽に
なって未来に向かって行動することが、結果的に最も簡明なことなのです。
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ある賢者のお名前は、私にお問い合わせあった方には、直接お答えします。
この方は・・・・・「総合経済特区」を提唱している<経済評論家>の一人ですが、
更に、ファイナンシャルタイム紙の報道として、今回の日本の「為替介入」で、米国の
<大手ヘッジファンド>は大損をした・・・との情報を 彼は伝えてくれています。
また、同じ「彼の情報」によると 日本の輸出企業ではなく、輸入企業でも これ以上の
「円高」は無い、との相場観で 中途半端な輸入為替の「予約」をした企業は多大な損失を
被った、との事。
更にこの「為替予約」も 複雑な「デルバティブ」になっている。
この10年ほど、日米の金融機関は ただひたすら自分達の「手数料」稼ぎの為だけに売りまくっていたのも この「デリバティブ」だという。
したがって まっとうな企業活動の「損益」を食いつぶす「野放図」なデリバティブの販売を許した日本の金融庁等の監督官庁の責任と存在意義が問われる、と レポートは結んでいる。
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経済評論家、人生指南塾々長など 6人程の情報を定例的に受け、自分の知恵としているが、この記載の方の「視点」のポイントは、「社会は従来の縦関係世界から、横展開になる、
なった。」である。
① 情報開示が不十分なところ程、問題が多い。逆にいえば、情報が開示出来るという
のは強さの表れである。
② これからは「自己責任」というよりも、「自己救済」の時代。
③ そこで必要になるのは、法律や規則よりも「戒律」である。
*法律や規則というものは、解釈や運用でどうにでもなる。
人が自然に納得できる生き方、戒め、それが戒律であり、それを守って生き、
仕事をする事で 人も会社も国も世の中も成功していく。
④ すべての問題を 政治家や役員、経営者に片づけて貰おう、自分たち庶民はであり
、被害者であるという発想では なかなか未来が見えてこない時代が来ている。
⑤ これからは 本当に一人ひとりが、まずよく勉強をしなければならない。
そして「度胸」と「技量」を持つ事。
実に耳の痛い、辛辣な、そして「真実」を衝いた言葉だ。
確かに「時代の大転換期」 に、突入しているのだ!!
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