ＮＯ ４５９ 君の話を聞くのが、私の仕事なんだ

　　世の中の「コミュニケーション不全」について、どうすべきか？
私は今まで　大いに悩んできて、まだ　その糸口さえつかみ切れていなかった。

  この「不全」による　夫婦・親子の問題を含む「家族間」、職場内での「上司・部下間」、たくさんの場面での「友人間」、学校の中における「生徒・先生間」などの問題は、昨今　いよいよその鋭さを増し、心優しい　穏やかな　真面目で正直な人ほど　こころにダメージを受けている。
　むしろ「精神」にも「傷」を負い、はなはだしい場合は、「うつ症状」を出現させてしまう。

　 これらの現象は、この世のあらゆる場面に広がってきており、私の卑近でも
驚くべき多くの事例が見受けられる。
　 もっとも、自分の「職業」が　メンタルカウンセラーでもあり、「眼」がそちらの事象を発見し易く出来ていて、また無意識的にも　問題ある状況に近づいていく傾向にあるのだろうが。

　では、どうしたら　あらゆるところに遍在している「コミュニケーション不全」を
解決できるのだろうか？・・・・・・・これが、私の大いなる悩みの正体なのだ！

　ところが、本日（２０１１・９・２７）付け新聞広告に、次のサブタイトルの本が
掲載されていた。

　　　　　「君の話を聞くのが、私の仕事なんだ」

　これには「衝撃」を受けた！！！、これまでの悩みを解決する全てがある！　　　　  たとえば「君の話を聞くのが、私の仕事なんだ」と　言いきる立場の人物を

　　夫婦　　親　　上司　　友達グループの「リーダー」　学校の先生　等の
　両者の関係の一方に置き換えても　通用する　最良の「言葉」　でもある。

         強い立場の者　皆が、この立場、構えで対応してくれれば
　     世の中の　９０％のコミュニケーション上の問題は解決するだろう！

　　　　　該当本のご紹介＝＝「部下を育てる「ものの言い方」
　　　　著者　　井上健一郎　　集英社　　　　　定価　　１２６０円

　当然　この本は　親しくしている片平２丁目の「塩川書店」に、即　発注した。