柔軟な「健康血管」をつくる近道は、<ふくらはぎ>の運動です。
ふくらはぎの筋肉の中を流れる(静脈)には 逆流防止の弁が付いていて、
ちょうど片仮名の「ハ」の字の形をしています。
その為 ヒラメ筋が収縮すると、血液がポンプで汲みあげらた水のように
身体の上方に進み、心臓への血液の返りがよくなります。
つまり ふくらはぎを動かすと血液の循環がよくなるのです。
ただ、じっとしていると血液が停滞する為に「血栓」が出来てしまうことが
問題なので、ふくらはぎを動かして血液の循環を良くしてあげれば防げます。
大震災時の避難所などで、身体を動かす機会が減って じっとしている為
静脈血栓が多発している事が報告されています。
動かし方としては、起立した状態でかかとを上げる=つま先立 を20回位
繰り返す(一回、一秒ぐらいのスピードで)、朝夕に行うと効果的です。
ふくらはぎを動かして 血液循環がよくなると 血管の抵抗も減って 血圧も
安定し、心臓への負担も減るので 循環系の病気を防ぐ効果は絶大です。
河北新報 H23、8、31付け 18ぺージ 「健康血管のチカラ」④
東京医科大・八王子医療センター病院長 高沢 謙二 より
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中学生の時に、たしか 理科の授業で、この血管の「弁」の話を聞いて、身体の血液が逆流しないで、頭のてっぺんまで行くのか?の疑問が解けた。
今 現在 我が家の居間で、あきらめずに 毎朝<その場飛び>を行っているこの身には、大変ありがたい「記事」だった。
左右で一回と数えて 120回×3度は、かなりきついが、「ベランダ」から見える 街路樹のある「通り」の通行人を眺めながらの運動は、習慣化している事
と併せ、毎日の「パワー」の源になっていたと、確認出来た。
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