ＮＯ ３１２ 旅に出たい

　旅に出たい　と　今　思っているのは　私の身体の”芯”からの欲求！

「もっと　異次元の　何かを知りたい」という　根源的な　内なる「うずき」が　そうさせるのだ。

　本質的に　現状では　満足せず、
　目新しいモノを　求め
　変化を　求め
　より深く　モノの　本質を究めたい　　という思いを持ち

　まだ　見ぬ風景ではなく　　
　まだ見ぬ地域に　集う人々に会い　触れたいのだ。
　そして　そのあとで　風景を　眺めればいい。

　どうせ　生きるなら　様々な　変化に富んだ
　この地球上の
　まだ　知らぬ　万物に出会いたい。

　もっとも　大地の上の万物に　興味はあるが
　やはり　そこに住む　人々の方に　より興味がある。
　そして　知りたいのは　人々の　こころのあり様だ。

　　　何を楽しみ、　何を求め、　
　　　そして何を生きる＜よすが＞にしているのだろう。
　　　その地区の　長老たちは？
       色々な国　人種の若者たちは？
　　　
　　　赤ちゃんを　授かったばかりの　若い母親は
　　　　　どんな”幸福感”に包まれているのだろう？
　　　「自己実現」を果たした人物は　その生きる「哲学」が　どう変わっただろうか？
　　　病院の一室に　倒れこんでいる　難病の患者の気持ちはどうか？
　　　イスラムの「ジハード」に参戦している　アラブの若者は？
　　　大峰山１０００日回峰を成し遂げた「塩沼　亮潤」師の胸の内は？

　　　膨大な　人々の気持ちの中にこそ
　　　　そこに　本当の「地球」の気持が　あるのだろう。
　　　地球は　変りなく円周運動の　営みをしているようだが
　　　億の年度単位では　確実に変化し続けている。

　　　有限な　そして　ちっぽけな人間の寿命。
　　　だからこそ　「森羅万象」を知りたい。

　　　己の欲するままに　旅に出て　人を知りたい！