ある情報通の友人からの連絡により、中国人が 北海道以外でも日本の「水源地」を買い漁っているとの情報がもたらされた。 にわか成金の中国人からみれば、購入者の私有財産を認め、保護する日本に土地(それも、水の滴る水源地)を購入する事は、まるで天国を手に入れた様なものだ。
一方 日本の山間地は 農業の担い手も少なく、林業もままならない事態に陥いっているので 山も田地田畑も 言い値で売買されているのだろう。
乾燥しきった大地が広がる中国大陸は、古来より「水不足」が各諸民族を 苦しめてきた。
しかも 現在その大地は すべて国家管理に置かれ 中国国民には所有権は与えられていない。
先を読んだ 中国人富裕層は 今の時点で 日本の「電気製品」や「食品」「医療品」「ファッション衣料」等を購入しているが、それだけでない事態が進行中なのだ。
今後 世界的な「水不足」が到来した時期に 日本国民は、国内で「中国人企業家」から
「飲料水」を購入する事態を迎える事もあり得る。
更にその上 狭い国土の日本では 「食料危機」は 実に甚大な影響を持つ。
日本では 産業立国政策が ある程度までは必要で、貿易黒字のお金を稼ぎ出す原動力になっているが、世界中で「食料危機」が発生すれば、食料の手当ては お金では購うことは出来ない。
各国が自国民を守るため、食料封鎖を実施するだろう。
食料の途絶えた「国」で、「モノ」を生産し続ける事は出来ない。
絵空事ではなく、現実は 我々の想像をはるかに超えて進んでいる。
「水資源」を守る事も、食料安保政策も 事態を軽くは見ない方がいいと思う。
誰彼の利益を守る事ではなく、日本国民の生活と安全を守る「戦略」は何処?
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