フランス 砂糖菓子部門 国家最優秀職人賞 1986年次受賞の ジャン・ポール・エバン氏は コンクールに臨んで デッサンの師匠、ゴティエ先生に厳しく言われたのは
「仕事は正確、清潔でなければならない」 という事だった。
指摘は 菓子の美しいフォルムや 味わいの出し方まで 細部に及んだ。
師匠は 言う「基礎的な知識の積み重ねがあってこそ、独創性が生まれる」と。
既存のレシピに飽き足らず、斬新なショコラの発想が湧き出るようになったのも、この「コンクール」に出場してから との事。
09,08,14日付け 日経 「学びのふるさと」より
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最近 思う事は、「繰り返しの技磨き」という<奥儀>は何事にも通用するし、また そうしなければ、突破できない「技」もあり、技の「深味」も獲得できないだろうとおもっている。
野球を始め柔道、サッカー・テニスなど、スポーツ全般。 茶道・書道・華道など皆同じ。
大工・電気・土木・解体などの工事関係も、事務・販売の仕事も、繰り返す回数の力で 冴えわたるものがある筈だ。 むろん カウンセリング・コーチングの精神面の仕事も同じだと感じる。
「インターン・コーチング」 これは、まだまだ不十分と感じる私の「コーチング゙」の技量を、少なくとも「東北一番」の技量に育てあげる為に、自分で考え出した「手法」だ。
最低 百人の方に、コーチング゙上のクライエントになって戴き、私自身のコーチング力量を
磨き上げ、しかも、クライアントになっていただいた方の「目標」を達成していただく。
この二者の関係は「win=win]であり、どちらか一方が「得」をする関係ではない。
既に6名の方と、この「インターン・コーチング」の実践を初めている。一年以上の期間がかかると思うが、初志を貫徹したい。
他の同業者の方を見ていて その人の活動の「根拠」部分の磨きあげなしに、学びの幅を広げ過ぎたり、講演に走ったりする事が、その人の本物の力量を構築するのにプラスになるのか、不安になる事がある。
< 追伸> 旧ホームページからのブログ掲載分を 通し番号を付ける事にします。
旧HPでは09.07,24 NO228が最終でしたので、新ブログになって
10回目の投稿なので本日号は NO238となりました。
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