詩 アッコ

　　　アッコ

　　　トッポジージョの人形と
　　　季節はずれの扇風機
　　　タイコを持った　クマさんと
　　　カゴいり　シロちゃんにかこまれて

　　　私の亜希子は眠っている

　　　昼はママちゃん　困らせて
　　　夕べにトウちゃん喜ばす
　　　うまれて三ヶ月目の　アッコです
　　　風邪を一回　ひいたけど
　　　なかなかどうしてキカンボだ

　　　日なが一日　王様で
　　　あくびや　ためいき　やりほうだい

　　　眠ったそばから　大声あげて
　　　オシッコしたぞ　オシッコしたぞ
　　　とさけんだり
　　　ウマウマ欲しいと　ないている
　　　　
　　　新米トウちゃん　大変で
　　　この泣き声は何だろう
　　　オッパイかな　シッコかな

　　　我が家の大様　コンニチハ
　　　シモベのトウちゃん　きましたよ
　　　おしもを　さぐらせて下さいな
 　　 オヤオヤ　少々ぬれてます
　　　これでは　ひえて　冷たいね
　　　さっそく　いそいでとりかえる

　　　これまた新米かあちゃんも
　　　毎日　ミルクをつくったり
　　　夜の　夜中に　起こされて
　　　おこれないので　しかめつら

　　　アッコは　いよいよ大きくなって
　　　テマかけ　セワかけ　大さわぎ

　　　それでもいいんだ
　　　アッコちゃんよ
　　　昼の疲れで
　　　アッコちゃんよ
　　　口を結んで　眠ってます

　　　我家の王様
　　　ねむってる