先月 26日(水)18時からの「丹田呼吸健康法 体験教室」エスパル教室に参加した。
目的は一つ。
時々行っている自己流の「腹式呼吸法」に「深み」と「磨き」をかけたいから。
禅宗・曹洞宗の居士(こじ)・・・・・・ 『出家せずに、社会生活をしながら<禅>の修業を行う在家信者』だった私の父は、日頃の生活を通して 私に「禅」そして「仏教」への関心を深めさせ、更に 「座禅」の「座り方」は勿論、「歩き方」、「姿勢」、そして「呼吸の方法」なども教えてくれた。
私が この「教え」の重要性を感じ出した最近では たまに寝付きの悪い時や、腹の調子が優れない時に この禅宗の「呼吸法」を活用して 自分の身体の調子を整えている。
最近 ある社長との付き合いで、月一回のペースで<スポーツクラブ>に通っているが、
ここの「体操」でも「ヨガ」でも、熱心に「呼吸法」を練習にも取り入れ、かつ実践練習をさせている事に驚き、かつ感心していたので、冒頭の「体験教室」が 禅宗と同じ「丹田呼吸」のタイトルを付けていたのに惹かれたのだ。
指導者は、「社団法人 調和道協会理事・指導員」 長坂武志氏。
深い呼吸が、身体の横隔膜を刺激し、内臓部分の血液の循環を促し、内臓の動きを活発化する事。
吸う 吐くの呼吸のうち、時間をかけて長く息を吐く事が 自律神経系を刺激して「こころ」を落ち着かせる作用がある事などを学んだ。
勿論、鼻呼吸を勧めていた。 速足で歩くときも吐きだすコツがあるようだ。
東洋の知恵、仏教の知恵は 実は「人類の知恵」かもしれない。
「呼吸法」などを生活の中にとりいれる考え方は、多分 西洋文明には無いだろう。
自然全体を俯瞰し、その内部で調和する世界観と、自然を収奪すべき対象とするく西洋の世界観>では、根底の違いが大き過ぎる感がある。
カウンセリングの世界でも、最新といわれる「トランス・パーソナル心理学」を研究する外国の学者は、仏教を深く研究している。研究しなければ、トランス・パーソナル心理学を構築出来ないのだ。
気付かなかった身近な所に、将来を含めた人類を救う「知見」がある様だ。
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