「人間と人間」の生の会話<コミュニケーション>による「言葉」のやりとりは、日常茶飯事で行われているが、人々のその「言葉」のやりとりの意図そのものは、かえって なかなか相手に伝わらず、言葉の真意の伝達も容易ではない。
会話のコミュニケーションを手段として、相手の方の「成長基盤の構築」や「メンタル面の
サポート」を仕事にしている私から見ると、人と人の間のスムーズな感情の交流や会話の進展が進まない場合の大きな理由は、お互いの真意や意図が、会話の中で十分に伝わつていない場合が多い為と思っている。
人と人の間の会話に横たわる この大いなる欠陥<真意や意図が伝わらない>を取り除く為にどうするか?
第一に、自分の経験や枠組みを判断基準にしない為に、それを脇に置いて
相手のお話を聴くこと。
第二に、その為には、頭の中を「空白」にして、ひたすらお聞きする事。
第三に、相手の話に「共感の心」を持ってお聞きする事。
第四に、たえず「お聞きしていますヨ」の合図を 先方に送り続ける事。
<これは、うなずき や 同意、賛意の声掛け、疑問の提示などを行う意味です。>
これらの一連の「聞く態度が洗練され、実行された場合」お話をする相手の方は、安心感と共に、心のゆとりを持つことが出来て、こころの底からの「真意」を開陳して戴けます。
勿論、聞く側の姿勢も出来ているので、その「真意」を しっかりと把握する事が出来ます。
まず、相手の方へ、今の「状況」をお聞きしましよう。
次に、相手の方の「課題」をお聞きしましょう。
人は まず自分の事を 話たいのですから。
人は まず自分の事を 聞いて欲しいのですから。
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