引き続き、主体性・自立関連の「言葉」です。
「誰かのマネをして英雄、偉人になった人など 歴史上、誰もいない。」
英国の文学者サミュエル・ジョンソン氏(シェイクスピアの研究家)の言葉より。
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なるほど ごもっとも!
これは 結構 核心を突いた「言葉」だと思う。
ただし、マネをして 学んで、そのマネた事を 更に工夫・改善して 自分のモノに
するプロセスがあるのならば、それはそれで意味のあるものになるのだろう。
単なる「マネ」なら 明日に繋がる「未来」は見えないが、その時点・時点で更に
徹底的な改良を積み重ねるならば、それは「質的」転換を導き出し、オリジナルな
技術・商品・サービスとなって成長を促す。
まして、人が行う「行動や生き様」の創意・工夫であれば 当初は単なるマネ事と見られても、 やがて、誰が見ても立派な活動や業績を挙げ、それこそ英雄・偉人として評価される事になる。
我が日本も、かつては「モノマネ」大国であった。
松下電器(パナソニック電器)も、かっては「マネシタ電器」の異名を持つ。
これらの結果が、この狭い国土であっても世界の経済大国に進化させたのだ。
子供が「親」や「大人」のマネをする事は 成長への大切な一歩だ。
しかし 表面を模倣するだけの「マネ」で終わるならば、確かに「意味」が無い。
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