自分の「戦略思考」が不足しているので 私は「戦略」という「言葉」に特に弱い。
5年ほど前に、当時の勤務先の営業系「若手社員」を誘い<勉強会>を開催した時、何をテーマにしたか?と言うと やはり 「戦略と戦術」。最初は 戦略と戦術の違いなどを話した。
その他「人の真の自立とは」・「ランチェスター理論」など。
若手社員のうち 一人が、家庭の事情で退社し、残念ながら半年ぐらいしか 継続は出来なかったが、いい思い出になっている。
若い人への教育などと言えば 格好が良いが 実は自分の復習の為だ。
こういう「チャンス」がないと、自分で読んだ本も、流し読みで 本当はどこまで理解できたのか、どう己に応用するのかが 不明のまま時は経ち、役に立たっていないと思う事が頻りだ。
そう思いつつも 未だ 詠んだ本の「読書ノート」を作らず、私自身の「改善」は進んでいない。 いつも「時間が無い」事を 逃げ口上にしている。
ところで今回のタイトルの「戦略シフト」だが、これは日経11月15日付け「読書欄」に紹介された「本」の題名である。
著 者・・・ 石 倉 洋子氏 ≪一橋大・教授、経営学博士≫
紹介者・・・ 加護野 忠男氏 ≪神戸大・教授、 不明 ≫
出版社 東洋経済新報社 ¥2400、_
著者は 未来戦略への手がかりを 「オープン化」と「ORからANDへ」という。
これには 私は 思わず ハタと自分の膝を打った。
何も 著者に迎合するつもりは無いが、自分の社会生活の中で、特に企業活動の
成功と発展の為には、必須の方向性と確信し 経営者はぜひ実行してほしいと考えてい
た。
この「企業情報の公開化」への思考が「石倉氏」の考え方と一致した。
要するにどの社会的な現場でも今後 必要なのは「オープン化」であると捉えていたの
だ。 家庭内でも、友人間でも、町内会でも、企業内でも、国家間でも。
また
「OR」から「AND」も 然り。
これか?、あれか? ではなく、 あれも、これも 必要なのだ。
自分の経験した事柄や、自分の勉強したあれこれでは、これからの企業活動も、人の
生き様も 対応できるものでは無い。
当然「アライアンス(連帯)」も「共同作業」も必要不可欠になってくる。
「異業種交流」は だから この時代を背景に盛んになりつつあるのだろう。
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