地球上のほとんどの「生物」は、その おかれている環境に適応する為に、「変化」 という
「進化」をし続けてきた。
<生き残る種というのは、最も「力の強いもの」でもなければ、最も「知力」の優れたものでもない。 最も環境の変化に適応できる種が生き残るのだ。> と ダーウインは言う。
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なんという厳しい言葉だろう!
だが、我々人間が作り上げた地球規模の「経済環境」は、資本主義の発展の最終段階において、そのグローバル化、 高度化(?)、に伴なって内部矛盾がいよいよ激しさを増し、矛盾を深めている。
仏教が言うように すべてが「変化」する とすれば、変化を嫌わず むしろ変化を直視し、上手に付き合う方が 楽しく、スムーズな「生き方」となる。
たとえば 自分の身体が加齢で 機能の劣化が自覚できた時に、何もメンテナンスをしないのでは 目指すべき「スマート・エイジング」にはならない。多少苦しいが、自分に合致した
運動を継続することが「変化対応」である。
企業経営も、最も素早く 変化に対応しなくてはならない分野だ。
どんな場合でも 前向きな変化を起こそうと努力する事は、進化なのではないか?
「変化」とは、今までと違う方向に向かう事。 そして 違う方向に向かう事を「決断」する事と
セットになつた「言葉」。
「決断」とは、「決める」と「断つ」事。そして ある面で、あるものを捨てること。
このように 「変化」・「進化」とは 人が意識的に行おうとすると かなり厳しいモノ。
しかし 「生命」は、その生き延びようとする力で無意識に環境に適応し その進化を成し遂げてきた。
自分の中には、その「生命力」がある事を信じ、あわてずに、「変化」を先取りするのは、
この混迷の時代こそ必要な事なのではないだろうか。
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