「売価=定価」で販売し、飛ぶ鳥を落とす勢いで、店舗数・売上額を伸ばしていたCVS業界は
長く続く「不況」と「デフレ」に抗せず、<クーポン>等の導入から始まり、100円ショップなどの
展開も始め出し、何らかのセールで 実質的値引きを始めた。
また 私の知る限りでは 千葉県行徳・浦安市付近では、CVS店の廃業がかなり進んでいる。
これは 付近の工場群の閉鎖などの影響らしいが、知人の周りだけで 3~4件あるという。
ちなみに なんと「ディズニイーランド」の従業員の食堂では、安い2~300円の定食ばかり売れるという。 信じられない気持だ。 来園数はあまり変わらないが、園内でもお土産の単価が下がり、売上が落ちているとの事。
深夜営業と品揃え、その他の様々な「サービス」で、伸長して「業界」だが、何しろ「値段」が高い。 これまでは「若者」への<便宜性>で支持されてきたCVSなので、主婦らしき人が
店に買い物に来ていると 私は なんて だらしのない「女性」だろうと その経済感覚を疑っていた。
「便宜性」より「経済性」の指向が強まれば、従来のコンビニの業態はかなり違うものになるのだろう。「主婦感覚」を持つ若者は 増える事はあっても 減る事はない。
たぶん この業態変更にどう対応するか? 今 一番頭が痛いのは コンビニの各本部だ。
勿論 我々 他の一般の業界でも、既に底流では 同じように事業基盤の流動化が始まっているのだが。
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