傷付いたのは、生きたからである。 高見 順 (作家 /1907~1965)
「故旧忘れ得べき」・「如何なる星の下に」等の代表作で知られる作家。 タレント・
高見恭子の父としても有名。
これは彼の放った人生訓だ。 生きたからこそ傷がつく。つまり、生きていないのなら
傷は付かない。
当たり前のようでいて、聞く者のこころを大きく揺さぶる言葉だ。
戦士の傷は 名誉の負傷。
私たちの 心の哀しみは 人生の勲章である。
生きとしい 生けるもの、傷付かぬ者はいない。
他人の痛みを忘 るべからず。
創刊号 「癒しの言葉」 古今東西の100の名言集 角川春樹事務所刊より
コメント
コメントフィードを購読すればディスカッションを追いかけることができます。