「うつ」という病気が注目を集め、世の中に「こころの病」を抱える人が いかに多い事か、それが最近になってようやく分かってきました。
これまではどこか「特別な病気」として見られていたものが、普通の人でも患う「普通の病気」として認知されるようになったのです。
あるいは、「誰がこころを病んでも おかしくない時代になっている」と言い換えられます。
そしてこれは、子供より はるかに大人でこそ顕著なのです。
では 何故 そうなるのか 心理学では 次のように言われています。
「人のこころが健康であるためのいちばんの、そして最大の要因とは 、
自分の事を 好きになる事だ」
お気づきの方も いらっしゃるかと思いますが、つまり、「自己肯定感」が
高いほど 心の状態も健康になり、自己肯定感が低い人ほど こころの状態は
不健康になりやすいのです。
なぜなら、大人の方が、「自分はすごい!」と認めないし、認められない環境に居るからです。
というのも、私たちは成長すればするほど、他人と比べる機会は増え、自分には何も
「良い所」が無いように思ってしますからです。
この傾向は 小学6年生より 中学3年生の方が、より自分を 否定的に評価している事が分かります。
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