ウソ
犬は、初めてあった人でも、
その人が、犬を好きかどうか、
自分の味方かどうか、
すぐに見分けるんですってね。
私は、犬の生まれ変わりなのかな。
その人が どんなにいい顔していても、
「あなたの味方よ」なんて言っても、
ウソはすぐに分かっちゃうの。
心の中が見えちゃうの。
気づいても 言わないけど。
フリースペースいっぽいっぽ 会報 NO、114 2010、9、18付け より
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「フリースペースいっぽいっぽ」は、引きこもり・不登校・中退・就職拒否 などを経験した
子ども・青年、そしてその家族を支援している「親の会ネットワーク・宮城県」に所属している
<フリースペース>を運営している団体です。
たまたま 中央市民センターを尋ねた時に この”詩”が掲載されていた会報を入手しました。
この「詩」に接した時、フリースペースを必要とする若者は、やはり並み外れた「感性」の持ち主なんだ!と 胸にピリッという刺激を感じました。
豊かな「感性」を持ち、人への「共感」や「やさしさ」を持つ人ほど、実は、今の世の中は
<生きにくい>時代なのではないか?と、感じている今日この頃です。
徳島さん、こんにちは。いつもお世話になり、ありがとうございます。
私は、似顔絵を描いています。(・・・誰か、ばればれですね。)
顔は、メンタルな部分です。たまに人の顔を描いていると、装っている内面を当てることがあります。
「人は、ウソをつく。顔は、ウソをつかない。」
この詩の中に、そんなことを思い出しました。
もっとも・・・「顔も、ウソをつく。」人にはお手上げです。
わかってほしい事があった時、態度にだけ出して「わかってほしい」とこころで言われてもわかりません。
わからないまま、自分が傷ついてしまいます。
そういう癖の人がいます。いいえ、以前の自分がそうでした。
人と接するとき・・・。もし受け入れられなくても、自分は受け入れる。
そして、「私は、貴方の味方だよ。」と伝えて去る。
・・・優しさってそういうものなのかもしれないと思うのです。
投稿情報: うめもも | 2011年1 月 3日 (月) 20:57