本日(10/1)から タバコが増税になったそうだ。 1箱 400円以上の値段に驚いた。
私は禁煙派なので、自分への経済的なダメージは無いが、「河北新報」本日夕刊の記事によると、
【 マイルドセブン410円の内、タバコ税は264円(64.4%)=約3分の2
喫煙派は 実に立派な、そして確実な納税者である。
また、ある調査では、1本吸うたびに 5分30秒も寿命を縮めているそうだ。
愛煙家は、命を削って国の税収アップに努めているのである 】 と記載されていた。
しかし 私が今回の値上げ報道の中で、実に不可解に感じたのは、吉野家の牛丼の価格
との対比である。 今日も 吉野家の「のぼり」には、牛丼280円と表示されていた。
民間企業の「吉野家」が、経営上の様々な問題を、悪戦苦闘しながら解決・改善し、また同業他社との熾烈な闘いを経て、看板商品を280円で販売している。
いったい、タバコ1箱と吉野家の牛丼一杯と どちらが本物の価値があるのだろうか?
吸わない私から見れば、圧倒的に 牛丼に肩入れしたい。
「煙草」と人間の生命維持と活動エネルギーの元である 「お米と牛肉と少しの野菜」。
比較する「視点」が違うと言われそうだが、習慣や嗜好 を脇に置けば、片や「けむり」となる
ものと、身体を維持し、エネルギーの元になるタンパク質やでんぷん質の調理されたもの。
本来の価値から言えば 圧倒的な差がある筈である。
しかるに、410円対280円とは いかなる解釈をすればいいのだろうか?
また、別の「視点」で訴えたい!
これも 私には不明の部分だが、一体 日本でも 本物の「大金持ち」といわれる人たちは 今ごろ 身体に悪いと思われる、またはそう喧伝されている「煙草」を吸っているのだろうか?
アメリカでは 太っている人はジャンクフーズしか食べられない「低所得者層」と言われている。
< 貧困大陸アメリカ 他人事ではない格差社会の果て =堤未果著 >より
太っているから=金持ち のイメージは既にかなり過去のモノなのだ。
本物の「セレブ」=精神的にも、社会的にも=になるには、いよいよ「煙草」との決別が必須になりつつあるのではないか?
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