感動プロデューサー 平野秀典氏mag2通信 2010年02月02日
【感動を生み出す表現力の魔法】 ~価値を表現しよう~
マイケル追悼の映像を見た。
世界中から集まった 一流の「ダンサー」達が、
マイケルと一緒に 「ステージ」で踊るのを夢み、
真剣勝負で、オーデションを受け、「リハーサル」を繰り返す姿は
それだけで 感動もの。
氏のプロデュサー「ケニー・オルテガ」は、回想の中で
マイケルは 技術だけではなく、ダンサーの「人間性」も加味して
メンバーを選んでいた、という。
短い審査の間に、人間性まで判断する その洞察力もすごいが、
「匂いのない綺麗な造花はいらない」
そんなマイケルの一言に、彼のダンスに対する
想いを垣間見ました。
表現をするということは、
上手く話すことだけでなく
綺麗に動くことだけでもない。
人間としての味や個性、愛の深さなどが
総合的な魅力として 必要とされるという事です。
演技がうまいだけの役者が 人気が出るとは限りません。
歌がうまいだけの歌手も たくさんいます。
「表現する」ということは、
人生の目的そのものではないかと 私は思います。
人は、表現するために、この地球という星に生まれてきた。
ある人は、という仕事を通じて。
ある人は、歌という仕事を通じて。
ある人は、接客という仕事を通じて。
ある人は、営業という仕事を通じて。
ある人は、経営という仕事を通じて。
時々、マイケルのような天才が、そのことを思い出させてくれる
役割として生まれてくる。
そんな想いさえ抱かせる、素晴らしい映像でした。
**************************************
私=徳島は 「ビートルズ」・「身空ひばり」「尾崎 豊」の時もそうだったが、「マイケル・ジャクソン」の場合も、それぞれに、生前、又は最盛期には ほとんど興味を持たずにいて、死後
又はブームが過ぎてから、その真の「素晴らしさ」を理解するようになる」というパターンできている。
何とも 奥手の、しかも 分からずやなんだろうと 自戒する事しきりである。
そして、一流の人物は 人を見る(=洞察する)力も 多分一流なんだと 合点した。
コメント
コメントフィードを購読すればディスカッションを追いかけることができます。