今年の夏の ある暑い土曜日、 仙塩工場多賀城地区協議会の主催で、七ヶ浜町菖蒲田浜て
「ピーチクリーンアップ作戦」が行われた。 私も 企業を代表して現地に集合した。
参加者全員が 長靴 帽子 手ぬぐいのいでたちで、元気に集まってきた。家族連れも含め
皆 手慣れた感じの方が多かった。
主催者側の挨拶の後 地元の「何とか町」の議会議長さんの挨拶が始まった。
そういえば 近くに「黒塗りの大型公用車」が止まっている。挨拶した大柄で、赤ら顔の男が
「町の議長さん」だという。 背広姿のその人は、短い挨拶のあと 直ちにその車に乗って帰って行った。
私だけではないと思うが、何かその場面に違和感をおぼえた。
「訓示」だけの為に、わざわざ その黒塗りの車で この海岸に来たんだ。
少なくとも自分の車で、作業服で、そして 「自分も手伝いをしたいが時間がないので、30分
位しか居られないが、勘弁してください」と言って、短い時間でも 実際に作業に入った訳でも無い。
この熱い浜辺に集合した「人々」の気持は、決して「えらいサン」のお言葉を聞きに来たわけではない。 浜辺で「吸いがら」を拾いきれいにし、 「がラス破片」などが足を傷つけないように拾い人々の安全確保の為に来ている。
この男の姿が 従来の「自民党」。 町や市の三役になると 大いにえらくなった気持になるのだろう。 作業者視線、庶民視線ではない方々の集まり。
これからの「庶民」の集まりには、この程度の「配慮」が欠ける「政党」は 来ないほうが良い。民主党であっても 同じである。 隠れ「自民党」と思われる人物にこの事を話している。
どれだけの配慮でもつてこの忠告を聞いてもらえるか? 時代の変化に どれだけ追随できるのか? まるで 現在の「企業経営」と同じだ!
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