今 世界中で 各国から「津波」のように 紙の「お札」が印刷され 市場に溢れ出している。
そして どの国でも その「お札」には とっくに「金(ゴールド)の裏付け」は無い。
この経済環境の中で、安倍総理は デフレ脱却の為、2%のインフレ目標を掲げて
国債依存の公共投資を含む ばらまき政策を始めた。
国の財政政策が規律を失ったと判断され、「円安」が進行し、結果として「ガソリン価格」は 毎月ペースで上昇している。輸入小麦も4月から値上げされ、パンなどの食品もじわりと値上がりする。 電力の値上げ申請が行われる。
その上 財政の支出項目削減の為に 生活保護費は削減の方向であり、今後は 医療や福祉・教育分野での予算の縮小が現実化する可能性が高い。
私が 一番言いたい事は、いずれ 主要国が発生源となって 半年後位には、恐ろしいハイパーインフレの道を進む経済環境なのに、何故意識的な「インフレ」への道を進むのか?と言う事である。
安倍首相は 年率数%の居心地の良い「インフレ」のイメージを、勝手に想像しているかもしれないが、御自分には想定外の為、「ハイパーインフレ」には、まるで無知の
ままで 日本を指導していくように思える。
それでは 無責任な為政者としか言えまい。
このままでは 国際金融資本の 国をも動かすどん欲な「野望」に組みする事になる。
参院選挙を目指した、政治的パフォーマンスで、目先の得点稼ぎだとすると、今後の
「借金だらけ」の日本の将来を 誰が担って行くのか?
約1000兆円の借金に対して おおよその国の予算は5~60兆円
「我が亡き後に 洪水よ 来たれ!」と叫んだ あるヨーロッパの王妃の様に
自分の政権亡き後は、どんな状態の日本になっても 我知らずですか?
「アベノミクス」を 断じて「アベノミ(ク)ス」にしてはならない、と祈る!
もう少し 世界経済の「闇」と、それに対抗する「知恵」を!
米国の国債を買う国は、既に「日本」だけかも知れない。
だから FRBのバーナンキ議長が アベノミ(ク)スを支持する。
戦略的に「暴落」させるかもしれない「米国債」を 誰が買う?
その損失は 誰が負うのか?
コメント
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