先月26日(平成21年9月)に仙台駅前のホテルで開催された、東北マルハOB会に、その先輩は欠席された。
高校時代 レスリング部の彼は、体格がよく 頭も、指導性も抜群で、私には仕事上の上司にあたり、頼りにできる人だった。 マルハ<旧大洋漁業=現マルハ・ニチロホールデングス>では、途中から餌料関係(ペットフーズ)の会社に移籍し、結果その会社で社長まで務められた。
OB会では いつも 会の進行を担当され、明るく、楽しい演出をされ ここでも頼れる人物のイメージは強い。 それなのに「欠席」された。 OB会の役員さんに聞いてみた。
なんと 「肺がん」の手術を受け 当日はまだ入院中との事。
確かに 煙草にも 酒にも強かった。 煙草だけが唯一の原因とは言わないが、身近に、肺がんの方を知ることがなかったので、心底驚き、また癌の不気味さを実感した。
何かが起こってから「対処」するのでは遅い。 世間で、「危険ですよ」と言われている事柄は やはり 「危険度」が高いのがよく分かつた。
大酒も ヘビースモーカーも 早食いも 甘い物の大量摂取も そして運動不足も 決して人間の体に良くはない。 人間の「健康力」は そんなに多くの「許容力」があるものでは無いことが、身に沁みて理解できた。
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